麻の服は色落ちする可能性があります…
今日は、繊維の勉強会で学んできた、麻についてのお話をしたいと思います☆
麻とは「亜麻」と「苧麻」という植物の茎の中の繊維を原料に作られた糸です!
「亜麻」 「苧麻」
麻は、人との関わりがとても長く、古くから、四季を通じて衣類に使われていたそうですσ(o・∀・o)
現在は、吸湿性、速乾性に優れ、べたつかず汗離れが良い為、夏物の服に最適の素材となっています♪
ですが、麻には欠点があります……
欠点とは……汗などが原因で服の変色が起こりやすい 事です( ・_ゝ・)
麻は元々、繊維が固く、染色しにくい繊維です…
ですが最近の麻繊維は改質して、染色性は少し良くなってきました。
それでもまだまだ繊維に染料が付く力が弱いので、色落ちする事が多いんです(‘_`)
また、繊維に均等に染料が付きにくいという問題もあります。
染色時の工程がしっかりしてないと、1枚の服でも色の付き方に差が出でしまい、「色ムラ」が起こる事もあります。。。
特に、最近では濃い色の麻の服が多くなってきたので、こういった欠点が目立つんです(‘・_・`)
ご家庭で洗濯する時は、色落ちテストをしてから洗うという方法もありますが、どこに色ムラが発生するか分かりませんよね…
ですので、大切な麻の服は、信頼のできるクリーニング屋さんにお任せしてみて下さい(*´v`)!